日々のこと
コラム

土鍋の取っ手が欠けてしまったら?|1歳の息子さんと土鍋ごはんの思い出

「1歳の息子が、

お米を研ぐところから炊き上がるまで、全部自分でしたがるんです。」


そんな微笑ましいエピソードと一緒に、

取っ手が欠けてしまったというご相談をいただきました。

毎日、土鍋を使って一緒にごはんを炊いていたそうです。

でもある日——


「目を離した隙に、息子が水の入った土鍋を運ぼうとしてしまって…。

重たくて、洗い場に“ごつん”。取っ手が欠けてしまったようです。」


陶器製の土鍋は、長くお使いいただける丈夫な器ですが、やはりごつん!の衝撃には弱い部分もあります。

とはいえ、そのあとのお声に、私たちの心はあたたまりました。

 

「お米は本当にいつも美味しく炊き上がり、

炊き上がりまでの時間も短いので、とても助かっています。」

「息子も、いつも蓋を開ける瞬間をわくわくして待っていて、開けると“わ〜っ!”と口を開けて、目をキラキラさせるんです。自分で研いでいるから、余計にうれしいんだと思います!」

 

家族の暮らしの中に、土鍋がしっかり根づいていること。

そして、1歳の小さな手で、お米を研ぐ時間。

それが、ごはんを「食べる」だけではない、

大切な思い出のひとコマになっていること。

作り手として、こんなにもありがたいことはありません。


 

■ 土鍋の取っ手が欠けてしまったら?修理は可能です

 

今回のように、土鍋の取っ手が割れたり、ぶつけて欠けてしまった場合も、

状態によっては修理のご対応が可能です。


🔧 修理をご希望の場合は、

・欠けた箇所の写真

・土鍋全体の写真

をメールやお問い合わせフォームからお送りください。


状態を確認のうえ、修理可否・費用の目安をご案内いたします。

 

土鍋は、ただの調理道具ではなく、

毎日の食卓を育てる「家族の一員」でもあります。


できる限り、また元気な姿に戻して、

ご家族の時間にそっと寄り添えますように。


土鍋について気になることがあれば、

どうぞいつでも、お気軽にご相談ください